その二・LEDを光らせよう

その二・LEDを光らせよう

アンドウくん
アンドウくん

みなさまこんにちは、アンドウくんデス。

今回はLEDの使い方をマスターしましょう。

LEDは、電子工作(でんしこうさく)の基本を覚(おぼ)えるのに、とても良い部品なンですよ!

LEDには、形や色の違(ちが)うタイプがたくさんあります。
作りたいものにあわせて選べますガ、

小さいものや、基板(きばん)に直接(ちょくせつ)つけるタイプは工作しにくいので、今回は直径(ちょっけい)5mm(ミリメートル)の砲弾(ほうだん)型を使いまス。

さっそく始めましょウ!と言いたいところですが、LEDを光らせるためには
・電圧(でんあつ)
・電流(でんりゅう)
・極性(きょくせい)
の3つを覚える必要がありまス。

電子工作の基本ですから、あせらずしっかりマスターしてくださいネ。

電気はわかりづらいので「空気」で説明しましょウ。

自転車(じてんしゃ)のタイヤに空気を入れるときは「空気入れ」を使いますよね?
タイヤのなかの空気が押(お)し返してくるので、空気入れで強い力を与(あた)えないと入っていかないからです。

このような、押し込む力を「圧力(あつりょく)」と言いまス。

それでは「浮(う)き輪」やビーチボールはどうでしょうか?
息(いき)でもふくらみますが、大きいものは時間がかかってしまいますネ。

そんなときに便利(べんり)なのが足でふむポンプでス。
圧力よりも空気の「量(りょう)」を優先(ゆうせん)に作られているので、タイヤに空気は入れられませんが、浮き輪なら短(みじか)い時間でふくらませることができるのでス。

電子回路(かいろ)や部品(ぶひん)も空気と同じで、電気の流れやすさ、必要(ひつよう)な電気の量が違(ちが)います。これを「電圧」「電流」と呼びます。

どれくらい?がはっきりわかるように、それぞれV(ボルト)とA(アンペア)という単位で、数字であらわしているのデス。

アンドウくん

今回使うLEDに必要な電圧と電流を確認しましょウ。

赤のLEDの電圧は2.0Vから2.6V、電流はmax(マックス)70mA(ミリ・アンペア)と書いてありマス。

maxは最大(さいだい)をあらわし、これ以上の電流を流すとコワれてしまいますヨ、の意味デス。

アンドウくん

緑のLEDはどうでしょうカ?

オヤ?? 電圧は3.0Vから3.6V、電流はmax(マックス)50mAと、赤とは違う数字が書いてありますネ。

LEDは、色や明るさによって電圧も電流も違うのデ、使うまえに必ずチェックしましょウ。

豆電球は、電圧が低くいときはボンヤリと、高いときは明るく光りますガ、LEDは書かれている電圧がないと光りませン。

乾電池(かんでんち)で光らせるなら、赤は2本、緑は3本必要なので、大がかりになってしまいます。
「マイ電源」をUSBと同じ5Vにしたのはこのためデス。


電圧は、電池や電源(でんげん)のV(ボルト)の表示(ひょうじ)でわかりますが、電流はどうすればよいのでしょうカ?

もっともカンタンなのは、抵抗(ていこう)という部品を使う方法です。

これは電気にブレーキをかけるように「流れにくく」する部品なので、電流=流れる電気の量を調整(ちょうせい)できるのデス。

抵抗にも、電気が流れやすいもの、流れにくいものがあります。
そのため、電圧や電流と同じように数字であらわし、Ω(オーム)という単位がつけられています。

必要な抵抗の計算(けいさん)式はこの通りで、5Vの「マイ電源」、赤LEDが2.0V、60mAなら50オームの抵抗をつなげばOKデス。

最初はイミがわからないと思いますが、この式通りに計算してくださいネ。

しかしこの方法では、LEDごとに抵抗を用意(ようい)しなければなりませン。。

そこでオススメなのが1kΩ(キロ・オーム)の抵抗でス。キロは長さや重さと同じ「千」をあらわすので1,000オームと同じ意味です。

先ほど計算した赤LEDなら3mA(ミリ・アンペア)、12Vの電源につないでも10mAほどなのでコワれる心配はありません。5Vの電源なら「だいたい」どのLEDも光るのでベンリですヨ。

最後にもう一つ、LEDには極性(きょくせい)といい電気が流れる方向が決まっています。
これはLEDが半導体(はんどうたい)というパーツの仲間(なかま)だからデス。

LEDの「足」、正確(せいかく)にはリードの長いほうがA(アノード)で電源のプラスに、短いK(カソード)はマイナス側につなぎます。

逆につなぐと光らないだけでなく、電圧が高いときはコワれてしまいますので、注意してくだサイ。

抵抗はどちらにつけてもかまいませんが、今回は長い足の「アノード」にとりつけます。

LEDの足は固いので、抵抗のリードを巻(ま)きつけるとラクにできますヨ。
巻きつけたらリードを折(お)り曲(ま)げて抜(ぬ)けにくくします。

すべて終わったらリード全体(ぜんたい)に熱収縮(ねつしゅうしゅく)をかぶせ、ドライヤーであたためれば完成でス。

アンドウくん

1kΩ(キロ・オーム)の抵抗をつないだので、5Vのマイ電源につないだときは、赤は3mA、緑は2mAぐらいと、とても少ない電流しか流れませんが、明るいところでもこんな感じに光りまス!

暗いところでは、とてもまぶしいのがわかりますネ!

最近のLEDは性能(せいのう)が良いので、電流をmaxにしなくても十分明るいのデス。
見つめると目に悪いので、正面(しょうめん)から見ないようにしてくださいネ。

アンドウくん

熱収縮チューブを使えばハンダづけしなくても工作できますが、ちょっとメンドウですネ。。。

次回(じかい)はもっとカンタンに工作できる方法を紹介(しょうかい)しまス。

それではみなさま、ゴキゲンヨウ~!