新型ラズパイ「3 Model B+」ってどうよ？

Raspberry Pi（ラズベリーパイ）は「ほぼカードサイズ」ながらも
スマホ並（なみ）の性能（せいのう）を持（も）ったマイコンです。

さらに小さい「Raspberry Pi Zero（ゼロ）」も登場（とうじょう）し、世界的（せかいてき）に大（だい）ヒット中（ちゅう）ですヨ！

最大（さいだい）の魅力（みりょく）は40ピンもある「GPIO（ジー・ピー・アイ・オー）」です！

センサーをつないだり、モーターやサーボなどのアクチュエータを制御（せいぎょ）できるので、アイデア次第（しだい）でいろんな装置（そうち）が作（つく）れます。

旧型（きゅうがた）の「3 Model B」と比（くら）べると、CPUは約17%高速（こうそく）に、LANにはギガビットと802.11acのハイスピードなタイプが装備（そうび）されました。

名前（なまえ）が長（なが）いので、旧型（きゅうがた）を「B」、新型（しんがた）を「B+」と
呼（よ）びますネ。

左（ひだり）がおよそ２年前（ねんまえ）に買（か）った「B」、右が「B+」です。

レイアウトは同（おな）じですが、CPUに放熱器（ほうねつき）が取り付（と　つ）けられるなど、細（こま）いところが改良（かいりょう）されています。

それでは「B」と「B+」の性能（せいのう）を比（くら）べてみましょう。

まずマウス、キーボード、HDMIケーブルを用意（ようい）します。
HDMIコネクタがあれば、パソコンのモニタでもテレビでも構（かま）いません。

それからマイクロSDカードと、パソコンに接続（せつぞく）する
ための「カードリーダー」が必要（ひつよう）デス。

マイクロSDカードは8GBぐらい、カードリーダーも100円（えん）ショップので充分（じゅうぶん）ですヨ。

電源（でんげん）にはマイクロBコネクタのUSBケーブルと、2.5A（アンペア）以上（いじょう）のACアダプタを使（つか）います。2.5A未満（みまん）では、消費電力（しょうひでんりょく）が増（ふ）えたときにCPUの処理速度（しょりそくど）が遅（おそ）くなるそうです。

2.4Aの急速充電器（きゅうそくじゅうでんき）でも動（うご）かないことはありませんが、メーカーの推奨（すいしょう）どおり2.5Aのものを使（つか）うことにしました。

OSが選（えら）べるのもRaspberry Piの魅力（みりょく）ですが、
今回（こんかい）は性能（せいのう）のチェックなので、純正（じゅんせい）OSである「Raspbian（ラズビアン）」をインストールします。

インストールと言（い）っても、公式（こうしき）サイトからOSの「イメージファイル」と、マイクロSDカードに書き込（か　こ）むためのユーティリティをダウンロードし、

ファイルを解凍（かいとう）したあとは、指示（しじ）に従（したが）って進（すす）めるだけのカンタン作業（さぎょう）！！

30分もあればできますヨ！

準備（じゅんび）が終（お）わったら、マイクロSDカードをスロットに差し込（さ　こ）みます。

奥（おく）までしっかりと差し込（さ　こ）んでくださいネ。

無事（ぶじ）に起動（きどう）したので、「UnixBench（ユニックス・ベンチ）」というソフトで
CPUの性能（せいのう）を測（はか）ってみます。

いろいろなパターンで計測（けいそく）するソフトなので、大量の結果が表示（たいりょう　けっか　ひょうじ）されますが、

ハナシが長（なが）くなるので「トータル」で比較（ひかく）することにしました。

画像（がぞう）がちっちゃくてスミマセン…　左（ひだり）から「B」「B+」の順（じゅん）です。
結果（けっか）はあとで表（ひょう）にまとめますネ。

次（つぎ）は「Speedtest（スピードテスト）」というソフトで有線（ゆうせん）LANを試（ため）します。
LANのスピードは、ルータの性能（せいのう）やネットワークの混み具合（こ　ぐあい）に影響（えいきょう）されるので、場所（ばしょ）や時刻（じこく）によって結果（けっか）が変（か）わります。
「目安（めやす）」だと思（おも）ってください。

最後（さいご）は無線（むせん）LANです。

追加（ついか）された802.11acはスピード重視（じゅうし）の規格（きかく）なので、速（はや）くて当然（とうぜん）ですガ。。。

結果（けっか）を発表（はっぴょう）しま～す！

CPUはクロックと同（おな）じでおよそ18%、LANは２倍以上（ばいいじょう）の大幅（おおはば）アップで～す！！
なんか、通販番組（つうはんばんぐみ）の「いまならもう１つプレゼント」みたいですね。

「B」はアップデートのたびにLANの遅（おそ）さを痛感（つうかん）しましたが、「B+」は快適（かいてき）に使（つか）えそうです！

もともと教育用（きょういくよう）に生（う）まれたマイコンなので、お値段（ねだん）は控（ひか）えめの5,000円ぐらい。

OS、ハードウェア、プログラミングの３つが学（まな）べてこの性能（せいのう）なら、とんでもなく安（やす）いと言（い）えますネ！！

そりゃあ買（か）っちゃうでしょ度（ど）・３肉球（にくきゅう）～

それではみなさま、ゴキゲンヨウ～！