その九・「BASIC」でカンタン!プログラミング①

その九・「BASIC」でカンタン!プログラミング①

ビギ電09-01
アンドウくん
アンドウくん

みなさまこんにちは、アンドウくんデス。

今回から、Raspberry Piを使ってカンタンなプログラミングを紹介(しょうかい)しまーす!

アンドウくん

プログラミング言語(げんご)にはBASIC(ベーシック)を使います。

BASICは1970~80年代に使われていた言語で、日本語なら「いろいろな目的に使える、初心者向け言語」的な名前です。

プログラミングしたことない!というひとにも、扱(あつか)いやすい言語ですヨ。

アンドウくん

Raspberry Piの使い方や注意点は、以前紹介しているので省略(しょうりゃく)しまーす!

詳(くわ)しくは、ナビれぽ「新型ラズパイ「3 Model B+」ってどうよ?」を読んでくださいネ。

RPI-B+-10
アンドウくん

必要(ひつよう)とは言えませんが、ケースもあったほうが良いですね。

マイコンの裏(うら)にはパーツの足が飛び出しているので、机やテーブルを傷(きず)つけてしまいますし、金属(きんぞく)に触れるとショートしてコワれてしまうからです。

アンドウくん

LEDやサーボなどをつないで実験したいひとは、GPIO端子(たんし)の上が開いているタイプがオススメです。

アンドウくん

必要(ひつよう)なものが揃(そろ)ったら、最初にマイクロSDカードをフォーマットします。

ファイルシステムは、必ず「FAT(ファット)」か「FAT32」を選んでください。
ほかのファイルシステムでは動きませんヨ。

アンドウくん

次に、Raspberry Pi用のBASIC「IchigoJam BASIC 1.2RPi」をダウンロードします。

URLが変わっちゃうかもしれませんので「IchigoJam」「BASIC」「RPi」などで検索(けんさく)してください。

アンドウくん

ダウンロードしたファイルはzip(ジップ)という形式で圧縮(あっしゅく)されているので解凍(かいとう)します。

Windowsのパソコンなら、右クリックして「すべて展開(てんかい)」するだけでOKです。
解凍されると「ichigojam-rpi」というフォルダが現(あらわ)れます。

アンドウくん

それから「ichigojam-rpi」フォルダ内のすべてのファイルを、フォーマットしたマイクロSDカードにコピーします。
Ctrl(コントロール)とAキーを同時に押せば、自動的に「すべて選択(せんたく)」されるので楽チンですよ。

アンドウくん

最後にマイクロSDカードをRaspberry Piに装着(そうちゃく)すれば、セットアップ完了です。

電源(でんげん)をつないだら、赤いLEDが光っているか確認(かくにん)してください。

アンドウくん

待つこと数秒、こんな画面が表示されたらセットアップ成功で~す。

途中(とちゅう)の「1.2.6」はOSのバージョンを表していますので、数が大きくなるかもしれませんが、問題ありません。

アンドウくん

文字が大きくカクカクしていますケド、これが正しい状態(じょうたい)です。

ちゃんと動くか試してみましょう。
CLSと入力してからEnter(エンター)キーを押すと、

アンドウくん

表示が「OK」だけになりました。

CLSは「画面の文字をすべて消しなさい」という命令で、ちゃんと実行(じっこう)できたので「OK」と表示されたのです。

アンドウくん

今度はLED1と入力し、Enterキーを押します。

Enterキーを押さないと命令は実行されませんので、覚(おぼ)えておいてくださいね。

アンドウくん

すると、赤いLEDの横にある緑LEDが点灯(てんとう)しました。

LED1は「緑LEDを光らせなさい」、LED0(ゼロ)は「消しなさい」という命令です。
同じようにLED0とEnterキーで試してみてください。

アンドウくん

電源スイッチはないので、USBケーブルか充電器を抜けば終了です。

次回はカンタンなプログラムを作ってみたいと思います。

それではみなさま、ごきげんよう~!!