27 6月 新型ラズパイ「3 Model B+」ってどうよ?


みなさん、こんにちは!
今回は人気のマイコンRaspberry Piの最新版
「3 Model B+」を紹介するニャ!


Raspberry Piは「ほぼカードサイズ」ながらも
スマホ並の性能を持ったマイコンです。
さらに小さい「Raspberry Pi Zero」も登場し、世界的に大ヒット中ですヨ!


最大の魅力は40ピンもある「GPIO(ジー・ピー・アイ・オー)」です!
センサーをつないだり、モーターやサーボなどのアクチュエータを制御できるので、アイデア次第でいろんな装置が作れます。


旧型の「3 Model B」と比べると、CPUは約17%高速に、LANにはギガビットと802.11acのハイスピードなタイプが装備されました。
名前が長いので、旧型を「B」、新型を「B+」と
呼びますネ。


左がおよそ2年前に買った「B」、右が「B+」です。
レイアウトは同じですが、CPUに放熱器が取り付けられるなど、細いところが改良されています。




それでは「B」と「B+」の性能を比べてみましょう。
まずマウス、キーボード、HDMIケーブルを用意します。
HDMIコネクタがあれば、パソコンのモニタでもテレビでも構いません。


それからマイクロSDカードと、パソコンに接続する
ための「カードリーダー」が必要デス。
マイクロSDカードは8GBぐらい、カードリーダーも100円ショップので充分ですヨ。


電源にはマイクロBコネクタのUSBケーブルと、2.5A(アンペア)以上のACアダプタを使います。2.5A未満では、消費電力が増えたときにCPUの処理速度が遅くなるそうです。
2.4Aの急速充電器でも動かないことはありませんが、メーカーの推奨どおり2.5Aのものを使うことにしました。


OSが選べるのもRaspberry Piの魅力ですが、
今回は性能のチェックなので、純正OSである「Raspbian」をインストールします。
インストールと言っても、公式サイトからOSの「イメージファイル」と、マイクロSDカードに書き込むためのユーティリティをダウンロードし、


ファイルを解凍したあとは、指示に従って進めるだけのカンタン作業!!
30分もあればできますヨ!


準備が終わったら、マイクロSDカードをスロットに差し込みます。
奥までしっかりと差し込んでくださいネ。


無事に起動したので、「UnixBench」というソフトで
CPUの性能を測ってみます。
いろいろなパターンで計測するソフトなので、大量の結果が表示されますが、


ハナシが長くなるので「トータル」で比較することにしました。
画像がちっちゃくてスミマセン… 左から「B」「B+」の順です。
結果はあとで表にまとめますネ。


次は「Speedtest」というソフトで有線LANを試します。
LANのスピードは、ルータの性能やネットワークの混み具合に影響されるので、場所や時刻によって結果が変わります。
「目安」だと思ってください。


最後は無線LANです。
追加された802.11acはスピード重視の規格なので、速くて当然ですガ。。。


結果を発表しま~す!
CPUはクロックと同じでおよそ18%、LANは2倍以上の大幅アップで~す!!
なんか、通販番組の「いまならもう1つプレゼント」みたいですね。
「B」はアップデートのたびにLANの遅さを痛感しましたが、「B+」は快適に使えそうです!


もともと教育用に生まれたマイコンなので、お値段は控えめの5,000円ぐらい。
OS、ハードウェア、プログラミングの3つが学べてこの性能なら、とんでもなく安いと言えますネ!!
そりゃあ買っちゃうでしょ度・3肉球~
それではみなさま、ゴキゲンヨウ~!