その八・サーボで「今度こそ見せない de SHOW」

その八・サーボで「今度こそ見せない de SHOW」

アンドウくん
アンドウくん

みなさまこんにちは、アンドウくんデス。

今回は、ラジコンやロボットに欠かせない「サーボ」の使い方を紹介(しょうかい)しま~す!

アンドウくん

これは「SG90」というサーボで、とても小さいのに力が強く、60度あたり約0.1秒と動きも高速です。

アンドウくん

一般的(いっぱんてき)なサーボはおよそ180度の範囲(はんい)で、指定した向きに「ホーン」を向けることができます。

ステッピング・モーターでも同じように「向き」を変えることはできますが、「いま」と「次」の向きまで何ステップかを計算しないといけないので、ちょっとメンドウです。
アンドウくん

対して、サーボは「向き」を指定するだけ。

図のように「左45度」「右90度」と指定すれば、その向きになるまで自分で動き続けてくれるので、とてもラクチンです!

アンドウくん

ただし、向きを指定する「信号」を作らないといけませんので、誰(だれ)でもカンタンに使える、とは言えません。

とはいえ、仕組みさえ分かれば、そんなにタイヘンではありませんヨ!

アンドウくん

それでは、サーボの「信号」を、LEDを使って説明しま~す。

3つのLEDは、どれも約1秒ごとに光りますが、光っている時間が違いますネ。

これは「電気が流れている時間」が違うから。当たり前ですネ。

アンドウくん

次に、LEDが光っている「時間」を「合図(あいず)」だと考えてみましょう。

グラフの「LED点灯」の幅が「長い」ときは右、「短い」ときは左、その「中間」は中央という合図だとしたら…

まぁなんということでしょう~ 人間でもサーボと同じ動きができちゃいますね!

アンドウくん

ただし、これでは1秒に1回しか向きを変えられないので、多くのサーボは1秒間に50回、1回あたり0.02秒と、ヒジョウに短い周期(しゅうき)で信号を受け取っています。

1秒間に何回かは製品(せいひん)によって違うので、サーボの説明書を読んで確認してくださいね。

アンドウくん

信号はさらに高速で、短いときは0.0005秒、長いときでも0.0024~0.0025秒ぐらいが一般的(いっぱんてき)です。

このように、グラフの信号Onの「幅(はば)」、すなわち電気が流れる時間を使って制御(せいぎょ)する方法をPWM(ピー・ダブリュー・エム)といいます。

日本語では「パルスの幅による制御」な感じですね。

アンドウくん

小さい数も、大きい数も、0(ゼロ)がいっぱいあると読みづらいし、マチガエも起きやすくなります。

そのため千倍または千分の1ごとに「キロ」や「ミリ」などの呼び方があるので、覚えておくと便利ですよ。

「メガ」は百万倍の意味ですカラ、ごはんの「メガ盛(もり)」にはじゅうぶん注意してください。。

アンドウくん

使い方がわかったところで、サーボを使って「アンドウ100%」に再チャレンジです!

ステッピング・モーターでは0.05秒で「お盆(ぼん)」をひっくり返していましたが、今回は0.025秒と、理論(りろん)上・2倍の速さで動かしてみます!!

アンドウくん

「SG90」よりも力の強い「SG92R」を2つ使い、日本の宴会芸(えんかいげい)のようにお盆を入れ替えます。

前回のモザイクが見づらかったので、禁止(きんし)の「禁」をそのまま貼っておきましょう。
「金」じゃないですヨ。

赤い文字が見えたら一発退場(たいじょう)デス!

アンドウくん

前回とまったく同じ条件にするため、「SA-46・改」で同じ曲を同じテンポで演奏(えんそう)します。

手抜きじゃありませんヨ。。

アンドウくん

今度こそダイジョウブと自分に言い聞かせつつ、

「ミュージック、スタートッ!!」

サーボ「SG90」
アンドウくん

最後の「クロスアウッ!」はお約束(やくそく)として、はっきり見えちゃった場面がありました…

お盆やアームのブレ具合(ぐあい)からサーボのスピードは充分のようですカラ、プログラムが原因(げんいん)ですね。
まだまだ修行(しゅぎょう)が足りないようデス。。。

アンドウくん

2回連続で放送事故(ほうそうじこ)、正直すまんデス。。

もっと研究(けんきゅう)してから、再度チャレンジしたいと思います。

それではみなさま、ゴキゲンヨウ~!