02 10月 第12話 「プログラミングの授業」、どんな仕事に役立つ?
プログラミングと聞くとゲームやロボットをイメージするじゃろうが、そうとは限らん。
じょうずな仕事の進め方にも通じるものがあるんじゃよ。
じょうずな仕事の進め方にも通じるものがあるんじゃよ。
仕事とプログラミング?
ますますわからなくなってきた…
ホッホッ、それでは順を追って説明しようかのう。
「プログラミング」によく使われる例えが「英語で作文」じゃ。
この場合の英語とは「プログラミング言語」じゃな。
「プログラミング」によく使われる例えが「英語で作文」じゃ。
この場合の英語とは「プログラミング言語」じゃな。
英語?言語??
もうダメ、ギブアップ。。。
例えじゃよ。
イタリア語でもフランス語でも構わないが、普段使っている言語「ではない」の意味じゃ。
まえに聞いたように、コンピュータは人間の言葉がわからない、っていうこと?
その通り!
慣れていない言葉で説明するのはタイヘン、という意味じゃ。
じゃが、それよりも重要なのが作文の内容じゃな。
慣れていない言葉で説明するのはタイヘン、という意味じゃ。
じゃが、それよりも重要なのが作文の内容じゃな。
作文は苦手だなぁ~
なにを書けば良いのか、いつも迷うんだ。
なにを書けば良いのか、いつも迷うんだ。
作文は「論理的」、つまり話の筋が通っているか、順序だてて説明できるか、の例じゃ。
いきなり「私はこう思う」と書き出しても、読んでいるひとは理解できないからな。
いきなり「私はこう思う」と書き出しても、読んでいるひとは理解できないからな。
そっか!
プログラミングはコンピュータが相手だけど、ひとに説明するときも同じってことね?
プログラミングはコンピュータが相手だけど、ひとに説明するときも同じってことね?
ホッツホッ、結びついたようじゃな。
どんなプログラムが作れるかではなく、内容が論理的かどうかがダイジなんじゃ。
これは仕事をするときも同じで、なんとなく進めてもうまくいかんのじゃよ。
どんなプログラムが作れるかではなく、内容が論理的かどうかがダイジなんじゃ。
これは仕事をするときも同じで、なんとなく進めてもうまくいかんのじゃよ。
授業はスケジュールに沿っておこなわれるけど、仕事が予定通り進むことはほとんどないニャ。
急ぎの仕事がいくつもあって、「どれから」「どうすれば」「いつまでに」と考えながらやらないと間に合わないニャ。
プログラミングの授業で学ぶ「論理的思考力」とは、自分や仕事に対するプログラム作りのトレーニングとも表現できる。
じゃからしっかり勉強しておけば、どんな仕事にも役立つはずじゃ!
じゃからしっかり勉強しておけば、どんな仕事にも役立つはずじゃ!
なんか~ 授業なのに楽しみになってきた!
私もガンバる~!
質問:「プログラミングの授業」、どんな仕事に役立つ?
答え:筋道を立てて考える「論理的思考力」を身につければ、どんな仕事にも役立ちます。
2020年に始まるプログラミング教育に関心を寄せている方も多いでしょう。
SEやプログラマの育成のように聞こえるネーミングですが、重要なのは「プログラミング的思考」と定義されています。
プログラミング的思考とは「考える」「判断」「表現」の力で、プログラム作りは「方法」に過ぎません。
コンピュータはプログラム通りにしか動かないので、思い通りに動かせない、エラーが起きるなどを通じて「考える」力をつけるのが狙いです。
また、この授業は「論理的思考」や「問題解決能力」の育成にもつながるため、コンピュータやプログラミング以外にも応用できます。
原因と結果、対策方法などを論理的に整理する力を養えば、将来どのような職業に就いても役立つので、早めのスタートをオススメします。