第12話 「プログラミングの授業」、どんな仕事に役立つ?

第12話 「プログラミングの授業」、どんな仕事に役立つ?

はかせ
プログラミングと聞(き)くとゲームやロボットをイメージするじゃろうが、そうとは限(かぎ)らん。
じょうずな仕事(しごと)の進め方(すす かた)にも通(つう)じるものがあるんじゃよ。
わたる

仕事(しごと)とプログラミング?
ますますわからなくなってきた…

はかせ
ホッホッ、それでは順(じゅん)を追(お)って説明(せつめい)しようかのう。
「プログラミング」によく使(つか)われる例(たと)えが「英語(えいご)で作文(さくぶん)」じゃ。
この場合(ばあい)の英語(えいご)とは「プログラミング言語(げんご)」じゃな。
わたる

英語(えいご)?言語(げんご)??
もうダメ、ギブアップ。。。

はかせ

例(たと)えじゃよ。
イタリア語(ご)でもフランス語(ご)でも構(かま)わないが、普段(ふだん)使(つか)っている言語(げんご)「ではない」の意味(いみ)じゃ。

くるみ
まえに聞(き)いたように、コンピュータは人間(にんげん)の言葉(ことば)がわからない、っていうこと?
はかせ
その通(とお)り!
慣(な)れていない言葉(ことば)で説明(せつめい)するのはタイヘン、という意味(いみ)じゃ。
じゃが、それよりも重要(じゅうよう)なのが作文(さくぶん)の内容(ないよう)じゃな。
わたる
作文(さくぶん)は苦手(にがて)だなぁ~
なにを書(か)けば良(い)いのか、いつも迷(まよ)うんだ。
はかせ
作文(さくぶん)は「論理的(ろんりてき)」、つまり話(はなし)の筋(すじ)が通(とお)っているか、順序(じゅんじょ)だてて説明(せつめい)できるか、の例(れい)じゃ。
いきなり「私(わたし)はこう思(おも)う」と書き出(か だ)しても、読(よ)んでいるひとは理解(りかい)できないからな。
くるみ
そっか!
プログラミングはコンピュータが相手(あいて)だけど、ひとに説明(せつめい)するときも同(おな)じってことね?
はかせ
ホッツホッ、結(むす)びついたようじゃな。
どんなプログラムが作(つく)れるかではなく、内容(ないよう)が論理的(ろんりてき)かどうかがダイジなんじゃ。
これは仕事(しごと)をするときも同(おな)じで、なんとなく進(すす)めてもうまくいかんのじゃよ。
ナビ

授業(じゅぎょう)はスケジュールに沿(そ)っておこなわれるけど、仕事(しごと)が予定(よてい)通(どお)り進(すす)むことはほとんどないニャ。
急(いそ)ぎの仕事(しごと)がいくつもあって、「どれから」「どうすれば」「いつまでに」と考(かんが)えながらやらないと間に合(ま あ)わないニャ。

はかせ
プログラミングの授業(じゅぎょう)で学(まな)ぶ「論理的(ろんりてき)思考力(しこうりょく)」とは、自分(じぶん)や仕事(しごと)に対(たい)するプログラム作(づく)りのトレーニングとも表現(ひょうげん)できる。
じゃからしっかり勉強(べんきょう)しておけば、どんな仕事(しごと)にも役立(やくだ)つはずじゃ!
わたる
なんか~ 授業(じゅぎょう)なのに楽(たの)しみになってきた!
くるみ
私(わたし)もガンバる~!

質問:「プログラミングの授業」、どんな仕事に役立つ?

 

答え:筋道を立てて考える「論理的思考力」を身につければ、どんな仕事にも役立ちます。

2020年に始まるプログラミング教育に関心を寄せている方も多いでしょう。
SEやプログラマの育成のように聞こえるネーミングですが、重要なのは「プログラミング的思考」と定義されています。

プログラミング的思考とは「考える」「判断」「表現」の力で、プログラム作りは「方法」に過ぎません。
コンピュータはプログラム通りにしか動かないので、思い通りに動かせない、エラーが起きるなどを通じて「考える」力をつけるのが狙いです。

また、この授業は「論理的思考」や「問題解決能力」の育成にもつながるため、コンピュータやプログラミング以外にも応用できます。
原因と結果、対策方法などを論理的に整理する力を養えば、将来どのような職業に就いても役立つので、早めのスタートをオススメします。