06 3月 第12話 ホームページって なんですか?
まずは「ホームページ」「ウェブページ」「ウェブサイト」のちがいから教えるぞい。
お父さんのパソコンでインターネットをするとき、いつも最初にヤフーの画面が開くよ
世界中にむけて、インターネット上で文章や画像、動画などを公開しているページのことをウェブページと呼ぶぞい
「ウェブサイト」は、その、ウェブページの集まりのことをいうんじゃ!
ブラウザに情報が送られてくるから見ることができるんじゃ
質問:ホームページって なんですか?
答え:完成したページを見ている感覚だが、じつはサーバから送られてきた「データ」を自分のパソコンで組み立ている
皆さんは「かべ新聞」を作ったことがありますか? まずは記事や写真を集め、それから見出しや記事の大きさと場所などレイアウトを決めるのが一般的です。文字数が減ったり写真が増えたりするとレイアウトも変更しなければならないので、結構タイヘンな作業ですね。
ホームページを作るときも同じで、「なにを」「どこに」表示するかを指定した「設計図」をサーバに保存します。例えば www.waqwaq.TV と入力するとそのサーバが応答し、みようとしているスマホやパソコンにその設計図が送られてくるのです。ここにはHTTPと呼ばれる技術が使われています。
ホームページごとに設計図の書き方が違ったら、ちゃんとみれない!なんてことが起きてしまいますね。そこで多くのホームページは html というルールに従って作られ、ChromeやEdgeなどの「ブラウザ」がルール通りに表示するので、OSや機種が変わっても正しく表示されるのです。
余談ですが、「ホーム」ページはブラウザを起動したときに表示されるページの意味でしたが、いまではブラウザでみるページの意味として使われています。また、「web」ページと呼ばれることもありますが、これも本来は「蜘蛛の巣」の意味なので、何と呼んだら良いのかわかりにくいですね。
ホームページをみたいときはwww.waqwaq.jpのように会社名やサイト名を入力する必要があり、これをURLと呼びます。サーバとパソコンの通信には HTTP という技術が使われ、URL の先頭にhttpと表示されるのもこれが理由です。ページと呼ばれるものの、サーバから送られてくるのは「設計図」で、ブラウザがこれをみえる状態にしているのです。Windowsパソコンの場合、ページが表示されているときに「F12」キーを押すと設計図である HTML が表示されるので試してみてください。