24 7月 第2話 AIスピーカには「AI」は入っていない?
えぇー? じゃあAI(エー・アイ)はどこにいるの?
インターネットにつながった、どこかのサーバの中じゃな。
webやメールと同じで、どこにあるかは重要ではないんじゃよ。
webやメールと同じで、どこにあるかは重要ではないんじゃよ。
じゃあ、どうやって電気をつけたり、質問に答えたりできるの?
AIスピーカは話しかけられた言葉を「信号」に変えてサーバに送っているんじゃ。
するとサーバは、それにふさわしい回答を信号で返してくれる。
AIスピーカはその信号を「声」にしているだけなんじゃよ。
するとサーバは、それにふさわしい回答を信号で返してくれる。
AIスピーカはその信号を「声」にしているだけなんじゃよ。
なんだぁ、意外とカンタンなんだね。
うむ。「AIスピーカ」「スマートスピーカ」と呼ばれているから誤解されがちじゃが、声と信号を変換するのが役目なんじゃ。
人間とAIサーバの橋渡しをしているから「AIアシスタント」とも呼ばれるニャ。
でもAIってとても難しいんでしょ?
そんなすごいものが無料で使えるのって不思議かも。
そんなすごいものが無料で使えるのって不思議かも。
ホッホッ、そうでもないぞ。
まずはAIを利用するための装置が必要じゃからな。
スマホやタブレットはもちろん、照明をコントロールする装置なども売れるようになるじゃろう。
まずはAIを利用するための装置が必要じゃからな。
スマホやタブレットはもちろん、照明をコントロールする装置なども売れるようになるじゃろう。
確かに。
それにAIは、多くのひとが利用するほど成長できるんじゃよ。
聞き取れない、回答できないなどの弱点がわかれば改良できるからな。
聞き取れない、回答できないなどの弱点がわかれば改良できるからな。
そっか、AIの勉強になっているのね。
さらに重要なのは「機械学習」じゃ。
これはデータからルールや傾向を見つけることでの、代表的なのが迷惑メールフィルタじゃ。
データが多いほど学習できるから、無料でも、多くのひとに使ってもらったほうが「得」なんじゃよ。
AIって勉強が好きなんだね!
代わりに宿題やってもらえるようになるのかな?
代わりに宿題やってもらえるようになるのかな?
AIを見習って、ちゃんと学習しないとダメニャ。。。
質問:AIスピーカには「AI」は入っていない?
答え:入っていません。
AIスピーカは、マイクで拾った音声をAIに届け、AIからの回答をスピーカで再生する装置です。
Amazon Echo(エコー)やGoogle Homeに代表されるスマートスピーカは「AIスピーカ」とも呼ばれますが、AIが内蔵されているわけではなく、サーバとつながるための音声入出力装置と呼ぶべきでしょう。
そのため「いま何時?」「明日の天気は?」といった質問に答えるだけでなく、「今日の予定は?」「10分後にアラームを鳴らして」など、自分のスケジュールと連動させることも可能です。
また関連製品を利用すれば「リビングの照明をつけて」「動画を再生して」といったフレーズで照明器具やテレビとも連携できるので、声だけで操作できる「スマートホーム」も夢ではありません。
iPhoneのSiri、AndroidのGoogleアシスタントも同じ仕組みですので、ぜひ活用してください。