第3話 「アップデート」しないと、スマホが乗っ取られる?

第3話 「アップデート」しないと、スマホが乗っ取られる?

わたる

アップデートしないと、なんでスマホが乗っ取(の と)られちゃうの?

はかせ
うむ。
アップデートには大(おお)きく3つの目的(もくてき)があるから、1つずつ説明(せつめい)しよう。
まずは名前(なまえ)の通(とお)り「最新(さいしん)の状態(じょうたい)」にするためじゃ。
ナビ
コンピュータの部品(ぶひん)や技術(ぎじゅつ)はどんどん新(あたら)しいものが登場(とうじょう)するから、OSやアプリもそれに合(あ)わせて新(あたら)しくする必要(ひつよう)があるニャ。
はかせ
2つめは機能(きのう)の向上(こうじょう)じゃな。
使(つか)いやすさや新(あたら)しい機能(きのう)など、より便利(べんり)にするためじゃ。
くるみ
あっ、アップデートしたらアプリの起動(きどう)が速(はや)くなったことがあったわ。
ナビ
逆(ぎゃく)に、すぐ再起動(さいきどう)してしまうアプリなど、ダメな部分(ぶぶん)を直(なお)しているケースもあるニャ。
「バグ」と呼(よ)ばれるプログラムの間違(まちが)えを修正(しゅうせい)することもアップデートに含(ふく)まれるニャ。
はかせ
3つめは、最近(さいきん)もっとも重要(じゅうよう)なセキュリティ対策(たいさく)じゃ。
サイバー犯罪(はんざい)の手口(てぐち)もどんどん巧妙化(こうみょうか)しているから、スマホを乗っ取(の と)られたり中(なか)をのぞかれたりしないように対策(たいさく)しているんじゃよ。
わたる
なんだぁ、スマホって完璧(かんぺき)じゃないんだね。
ちょっとがっかり…
はかせ

ソフトもハードも人間(にんげん)が作(つく)ったものじゃからな、間違(まちが)えもあれば見落(みお)としもある。
完璧(かんぺき)じゃないからこそアップデートが大事(だいじ)なんじゃよ。

くるみ
ちゃんとアップデートすれば、ずっと使(つか)えるの?
はかせ
そう、と言(い)いたいところじゃが、アップデートが提供(ていきょう)される「サポート期間(きかん)」には限(かぎ)りがあるんじゃ。
OSやメーカーによって異(こと)なるが、例(たと)えば販売開始(はんばいかいし)から5年(ねん)とか、次(つぎ)のモデルが登場(とうじょう)してから3年(ねん)といった具合(ぐあい)じゃ。
わたる
じゃあ、そのあとはどうすれば良(よ)いの?
はかせ
インターネットにつながなければ問題(もんだい)ないが、それでは使い道(つか みち)がほとんどないじゃろ。
残念(ざんねん)ながら新(あたら)しいモデルに替(か)えるしかないじゃろう。
ナビ
モノを大切(たいせつ)にするのは良(よ)いことニャけど、セキュリティが第一(だいいち)ニャ。
はかせ
大(おお)きな会社(かいしゃ)では何千台(なんぜんだい)ものパソコンを買い替(か か)えることになるからな。
サポート期間内(きかんない)なのにアップデートしないなんて、とてももったいないことなんじゃよ。
わたる
そっか、したほうが良(よ)いんじゃなくて、しないとアブナいんだね。
次(つぎ)からはちゃんとアップデートしまーす!
アンドウくん
次(つぎ)、じゃなくて今回(こんかい)からしましょうネ…

質問:「アップデート」しないと、スマホが乗っ取られる?

 

答え:あり得る
「アップデート」や「更新」はセキュリティ上問題のある点を修正する役目もありますので、アップデートせずに使っていると誰かに乗っ取られたり、プライバシーが流出する危険性があります。

世界とつながるインターネットは大変便利なのと同時に、自分のスマホが知らないあいだに情報を発信していたり、パソコンに誰かが侵入する可能性もあるので、セキュリティ対策は重要な課題となっています。

OSやアプリはたくさんのプログラムから成り立ち、プログラムの間違えである「バグ」も少なくありません。
なかにはセキュリティ面で問題のあるミスや見落としもあり、これらは「セキュリティホール」や「脆弱性(ぜいじゃくせい)」と呼ばれ、サイバー犯罪のターゲットになりかねません。
そのためメーカーは改良版や修正プログラムを「アップデート」として公開しているのです。

アップデートの公開は弱点を公表しているのと同じ意味ですから、ウイルスなど悪意のあるソフトウェアが誕生するきっかけにもなります。アップデートしないまま使い続けるとさらに危険性が高まるので、アップデートが利用可能、更新が必要などのメッセージが表示されたら、速やかに実行することをお勧めします。