21 8月 第6話 スマホを振ると「友だち」になれるのはナゼ?
ねぇ、スマホって、なんで振るだけでいろいろできるの?
センサーじゃ。
ほとんどのスマホには、どの方向に、どれだけの速さで動かしたかがわかる「加速度センサー」が入っているんじゃよ。
振るとセンサーが信号を出し、それをアプリが利用しているのじゃ。
ほとんどのスマホには、どの方向に、どれだけの速さで動かしたかがわかる「加速度センサー」が入っているんじゃよ。
振るとセンサーが信号を出し、それをアプリが利用しているのじゃ。
振る操作を「シェイク」というニャ。
2人でいっしょにシェイクすると「友だち」になれるアプリもあるニャ。
2人でいっしょにシェイクすると「友だち」になれるアプリもあるニャ。
へぇ~、センサーってオモシロいんだね!
ほかにもあるの?
ほかにもあるの?
室内と屋外では、画面の明るさが変わるじゃろ?
あれもセンサーがまわりの「明るさ」を確認して、見やすいように調節しているんじゃ。
あれもセンサーがまわりの「明るさ」を確認して、見やすいように調節しているんじゃ。
夜になるとつく照明もそうなの?
その通り!
ひとが近づくと光るタイプも同じでの、センサーがあるからできるんじゃよ。
ひとが近づくと光るタイプも同じでの、センサーがあるからできるんじゃよ。
スマホやパソコンだけじゃなく、街にもいろんなセンサーが使われているんニャよ!
じゃあ、シェイクすると始まるゲームとかもあるの?
技術的には可能じゃろうが、シェイクで起動するアプリがほかにもあったら、一斉に開いて大混乱じゃわい。
そっか!
ほかのアプリのこととかも考えないとダメよね。
ほかのアプリのこととかも考えないとダメよね。
センサーは「ある情報」を得るためのパーツじゃから、全体のことまではわからん。
センサーをどう使うか良く考えてプログラムしないと、かえって不便になってしまうんじゃ。
センサーをどう使うか良く考えてプログラムしないと、かえって不便になってしまうんじゃ。
スマホのマイクで騒音を測るアプリもあるニャ。
センサーを上手に利用すれば、アイデア次第でいろんなことができるニャ!
センサーを上手に利用すれば、アイデア次第でいろんなことができるニャ!
そうじゃ! ひらめいたぞっ!!
「100回シェイクしないと鳴り止まない目覚まし」はどうじゃ?
それと「大声にしか反応しないAIスピーカ」も良さそうじゃな!
あとは…
…
とんでもな~く不便! って思ったのは、ワタシだけでしょうカ。。。
質問:スマホを振ると「友だち」になれるのはナゼ?
答え:内蔵された「加速度センサー」が反応し、決められた処理をおこなうようプログラムされているからです。
ものがはさまると開くエレベーターのドア、ひとがいないときに止まるエスカレーターなど、日常生活にも数多くのセンサーが使われています。
なかでもスマホやタブレットはセンサーの「かたまり」と呼べるほど多くを搭載しています。
スマホが熱くなり過ぎたときにシステムを止める温度センサー、顔を近づけたときに誤作動を防ぐためにタッチパネルを無効にする近接センサーなどは、知名度の高いセンサーと言えるでしょう。
対してあまり知られていないものの代表例は地磁気センサーで、地図アプリで東西南北が表示されるのはこのセンサーがあるからです。
また、文中でも紹介しているように、センサーがあればいろいろな情報が得られますが、それをどう使うかは「プログラム」次第です。
スマホのアプリ作りは「誰でもカンタンに」とは言えませんので、興味のある方はマイコンで実験してみると良いでしょう。