17 10月 普段の生活でコンピューターが活躍している場所を調べてみよう!
今回は、コンピューターのおかげで便利になっている普段の生活を探ってみるぞい!
前回は、私たちの周りにあるコンピューターの種類大きく4種類紹介しました。今回は、これらのコンピューターが、普段の生活をどのように便利にしているかを見てみましょう。
便利なコンピューター、スマートフォン
外に出てあたりを見回すと、最近はスマートフォンを持っている人がたくさんいると思います。このスマートフォンが、まず第一の便利なコンピューターです。
スマートフォンは、電話はもちろん、インターネットやGPS*と様々なアプリを利用することで、電車の時間を調べたり、地図を表示して目的地までの行き方を調べたり、天気予報を見たり、音楽を聴いたりすることができます。
*GPS(全地球測位システム)…人工衛星を使って、自分が地球上のどこにいるのかを割り出すシステム
インターネットが登場する前は、電車の時間は、本屋などで売っている時刻表を買って調べたり、駅の案内板で調べたりする必要がありました。行先なども、家を出る前に地図で場所や行き方を調べたり、道路の表示を実際に見て判断する必要がありました。
ですが、スマートフォンがある今は、スマートフォンだけですべてわかってしまいます。必要な時にスマートフォンで調べれば、全部わかってしまいます。
検索システムやメニューを利用できるコンピューター
次に、パソコンを応用したコンピューターです。
あなたは、本屋さんにある検索システムで、欲しい本がどこにあるかを調べたり、レストランで、タブレットになったメニューを実際操作して、注文したことはありませんか?これらも私たちの生活を便利にしている立派なコンピューターです。]
これらの検索システムやメニューを利用できるように、「サーバー」というたくさんのデーターを収められるコンピューターがあります。このサーバーに、本のタイトルや内容、金額、本屋のどこに置いてあるかなど、1つのものに対したくさんの情報を収納することで、私たちは本屋に行き、本のタイトルで色々なことを調べられるのです。レストランのメニューも同じで、料理の写真や金額などのデータを収納し、店員さんが手元で操作する注文システムと合わせて使うことで、どのテーブルでどの料理が注文されたかなどを調理場のコックさんは知ることができ、また、お会計の時にすぐに計算することができます。
データーを解析・計算するスーパーコンピューター
そして、もっとたくさんの人に共通した、便利で役に立つデーターやそのための計算をしているのがスーパーコンピューターです。
私たちは、この地球で暮らしている以上、地震や台風などから引き起こされる災害から、自分自身を守らなければなりません。そのために、災害が予測されそうな時点で、警報を出したり、その警報を受信するシステムがあります。
その災害予測をしているのが、スーパーコンピューターです。スーパーコンピューターは、あらゆる観測地点にあるデーター(雨の降っている量や気温など)を利用し、そのデーターを解析・計算して得られた情報をもとに、災害予測やそれに伴う警報を発信するのです。私たちは、その警報を元に、安全な場所に避難したり、食料や避難に必要なものを前もって備えたりすることができます。
このように、コンピューターは、私たちが便利かつ安心に過ごせるように、手元で、そしていろんな場所で活躍しているのです。もちろん、便利になったのはこのような普段の生活ばかりではありません。大人の仕事や、コンピューターが発展したことで出てきた新しい職業、そして科学やロボットの分野なども、それに合わせてどんどん発達してきています。
次回以降は、これらについて、もっと詳しく見ていきましょう。これを読んでいるみなさんも、普段の生活でコンピューターが使われている場面や場所を探してみてくださいね!
次はコンピューターが関わっている場面をもっと調べてみるのじゃ~!
この記事を書いた人
せれろんやまだ
パソコンをさわり始めて30年。
パソコンを作って設定したり、パソコンを使って、文章を書いたり、絵を描いたり、WEBサイトのデザインや、簡単なプログラミングをやっています。