21 9月 「デザインあ展 in TOKYO」で「みる」「考える」「つくる」を体験!
今回は、はかせとナビで日本科学未来館の特別展、「デザインあ展」に行ってきました!
デザインあ展とは?
こどもたちのデザインマインドを育む番組 NHK Eテレ「デザインあ」。本展は「デザインあ」のコンセプトを、体験の場に発展させた展覧会です。優れたデザインには、人と人、人とモノをよりよくつなぐ工夫があります。番組では、身のまわりに意識を向け(みる)、どのような問題があるかを探り出し(考える)、よりよい状況をうみだす(つくる)という一連の思考力と感性を「デザインマインド」ととらえ、多彩な映像表現をもちいて伝えてきました。デザインあ展は、この「デザインマインド」を、見て、体験できる展覧会です。
観察のへや
身のまわりにあるモノ・コトから、「お弁当」「マーク」「容器」「からだ」「なまえ」の5つのテーマを取りあげています。それぞれのテーマが、デザインによってどのようにわたしたちとつながっているのか、「みる」「考える」「つくる」というステップで展示されています。
つめられたもの
ずらりと一列にならんだ食材の先には、ギュッとつまったお弁当があります。
4種類のお弁当に焦点をあて、それぞれのお弁当と、その食材のつめられかたを観察します。
たまごの変身
スタートは同じたまごでも、調理の仕方や手順がかわれば、ゴールはまったく違う姿でお弁当をいろどります。
たまごがさまざまに変化していく様子を観察します。
マークをつくる
かたちが描かれたカードをかさね合わせて、じぶんでマークを作ってみよう!という体験コーナーです。
抽象度のオブジェ
マークは、シンプルな色とかたちでできています。抽象化の度合いによって、伝わり方がどうちがうのかを観察します。
マークだけの群れ
みのまわりにたくさんあるマーク
どこにどんなふうに使われているの観察します。
器のモンタージュ
パーツをくみあわせて、いろんな容器をつくってみよう!という体験コーナーです。
あの手 この手
わたしたちは道具と手を使ってさまざまな仕事をしています。
道具のかたちと、そこからうまれる手の動きの関係を観察します。
全国名字かずくらべ
全国のおよそ8万の名字を並べました。大小さまざまな四角の大きさは、その名字の人口に比例しています。
体感のへや
番組オリジナルソングや音楽とぴったりシンクロする映像が、展示室の4面のスクリーンに映し出される。番組のオリジナルコーナーを360°の映像作品化したコーナーです。
番組のテーマソングにあわせて様々な「あ」の文字が映し出される『「あ」のテーマ』や、ものの成り立ちを表現する番組のコーナーをもとに、色々なものが「解散」する様子を描いた『解散!』など、4つの作品で構成されています。
概念のへや
「くうかん」「じかん」「しくみ」の、3つのテーマで構成されています。場、時のながれ、人のうごきを、わたしたちはデザインを通して、どのように感じしているのか
体験型作品や、「デザインあ展」ならではの展示になっています。
しくみ寿司
ある場面ではうまくいく仕組みも、目的や条件に合わない場面ではうまくいかない様を、回転寿司をモチーフに考えられた展示です。
30展以上ある展示品は見るだけではなく、体験ができる展示品もたくさんありました。
新たな発見を見つけに、ぜひ訪れてみてください!
デザインあ展
開催期間:2018年7月19日(木)~10月18日(木)
開館時間:10:00ー17:00
休館日:火曜日
アクセス:東京都江東区青海2-3-6
URL:http://www.miraikan.jst.go.jp/